* Novel List

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  兄弟のつぶやき  

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【 作品のご案内 】        2007.01.07 ~  執筆
弟のつぶやきもう1月も半ばになるね。今日は雪が降ったよ。橋の下はさすがに寒すぎるから、兄貴と路地裏に引っ越した。去年の大晦日。神社に行ったら、お酒がタダでもらえた。もちろん小さいカップにほんの少しだけど。体、あったまるね。兄貴は、「俺たち地獄の住人が神に祈るもんじゃない」なんてヤサグレてるけど、タダでお酒飲めりゃいいじゃん?まったく、融通きかないんだから。仕方ないから、兄貴の分ももらってきたら、そ...

 あたらしいとし 』 より   »» 続きを読む 

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  SS・お題  

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【 作品のご案内 】        2007.01.28 ~  執筆
 俺は、幸せなんて望んじゃいない。  どうせ望んでも、俺のところには、やって来やしない。 1月。新しい年の始まりの月。 一年でこの月が、矢車は嫌いだった。 以前はそんなことはなかった。 かつて自分が組織の隊長を務めていた頃は、部下たちに得意の料理をふるまってやりながら、新しい年を祝った。 おせち料理、七草がゆ、鏡開き。腕をふるう機会は頻繁にあった。部下たちとの楽しい交流も。 あの頃とは何もかも違い...

 A Little Happy Day 』 より   »» 続きを読む 

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  想が瞬を駆け抜けて  

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【 作品のご案内 】        2007.02.02 ~  執筆
1.始まり 矢車さんが――いや、兄貴がどうして俺を選んだのかは分からない あの頃の俺は、兄貴に憧れていた、ただの部下のひとりだった マスクド・ライダーシステムの話は、機密事項であるにも関わらず、既にZECT内部に広まっていた。 対ワーム戦のZECTの切り札。最初のライダーとなる『カブト』の資格者はもう決定済みだという。 今、ZECT内部で話題になっているのは誰が次のライダー『ザビー』の資格者になるか、だった。 ...

 想が瞬を駆け抜けて(1) 』 より   »» 続きを読む 

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  白夜行~想と瞬  

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【 作品のご案内 】        2007.03.25 ~  執筆
「さよならだ、兄貴」 その後に小さく呟いた、相棒の最期の言葉が、忘れられない――。 空っぽになったようだった。 いつも俺の側にいた相棒は、もういない。 相棒は俺に倒されることを望んだ。だから、俺もそれに答えてやった。 それだけだ。感傷の入る余地などない。 しばらくの間、動かなくなった相棒の体を自分の方へともたれさせ、ぼんやりと考える。 なぜ、俺は白夜の世界など求めたりしたんだろう。馬鹿げている。「『...

 白夜行 [第一夜] 』 より   »» 続きを読む 

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  refraction -リフラクション-  

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【 作品のご案内 】        2007.04.08 ~  執筆
 幼い頃、父親に手を引かれて見たその光景は、心の奥に綺麗な思い出として残っている。 どこまでも遠く青い海。歩くたびに、さくさくと音を立てる白い砂浜。寄せては返す波を見ながら、まだ少年だった影山は、海の向こうの国に思いを馳せた。 あの頃は、すべてが美しく、まっすぐに見えた。「矢車さん!」 意外なところで意外な人物を目撃してしまった影山は、頃合いを見計らって声を掛けた。 夜の繁華街。ネオンがきらびやか...

 refraction(1) 』 より   »» 続きを読む 

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