兄弟のつぶやき

同情するなら

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兄のつぶやき


相棒がよく俺のマネをするのは、昔からだ。
今始まったことじゃない。

だが相棒は、何を真似て何を真似るべきじゃないかの区別がついていない。

先日、俺のちょっとした台詞がツボにはまったらしい相棒は、その台詞を誰彼構わず使うようになった。
悪気はないのは分かっている。あいつのことだ。単にウケ狙いだろう。

今もまた、相棒がランドセルを背負った小学生相手にその台詞を言っているのを見てしまった。

「同情するなら金をくれ!」

相棒・・・。
年若いそいつらに、そんな大昔の流行語は理解できまい。お前が言うと、立派な「カツアゲ」だということに気付いているか?

時の流れとは、残酷なほど早い。
その台詞を流行らせた子役も、もう結婚して一児の母だ。

いや、そんなことより、問題は相棒で。

俺はさらにギャグを飛ばそうとする相棒を、哀れな小学生たちの前から撤収した。
連中は変わったものでも見るような目で、俺たちを見ている。
ついに子供にまでバカにされたか。

どうせ、俺なんて・・・。
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