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兄弟のつぶやき

せいきょういく

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弟のつぶやき


「アイなんて、もう古いんだよね。やっぱ、今はアイなしでAだよね」
「そうそう。ま、Bやってもいいんじゃない?」

俺たちに聞こえているのを気にも留めず、女子高生ふたりがはしゃぎながら話してる。
そんな彼女たちを横目で見て、兄貴は眉をひそめた。

「今どきの女どもは・・・。往来で大声でする話じゃないだろう」

兄貴は意外と頭が固い。
ってか、なんか父親みたいだ。

「そっかなー」
適当に相槌を打ちながら、俺は兄貴に聞いてみた。

「・・・兄貴は、どうだったの? やっぱ、アイから?」
「ああ」
「アイかぁ。俺、アイはいらない。速攻、Aでいいよ」
「Bはどうだ?」

ぼそりと問う兄貴に、俺はちょっと考える。

「まだ、Bはちょっと勇気がいるよね」
てへっ、と俺は照れ笑いをした。

「まぁ、なんにしても今の俺たちには関係ない」
バサッと長いコートの裾を翻して、兄貴はいつもの俺たちのねぐらに向かう。

「待ってよ、兄貴!」
俺も遅れないように慌ててその後を追った。

「AもBも夢の話だよね。俺たち、根無し草だもん」
「そうだ」


ISDNも、ADSLも、光Bフ●ッツも。
パソコンどころか家さえない俺たちに、ネットが引けるはずもない。

Bなんて贅沢言わない。Aでいいから。

インターネット、やりたいなぁ・・・。
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